用語集

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IHクッキングヒーター(あいえいちくっきんぐひーたー)

電磁誘導の原理による誘導加熱を利用して、コンロ上に置いた鍋釜等の底面にジュール熱を発生させて調理する。 直接鍋釜が熱を発するために熱効率は非常に高い。また、電気コンロ同様に燃焼式ではないため、室内の空気を汚さない、及び防火対策の簡略化などのメリットもある。
そして安定した加熱管理制御を得意とするため、スープなどの液体の加熱に適している。反面、鍋釜等をガラストップ(コイル)から遠ざけてしまうと、 誘導加熱および鍋釜等の温度検出ができず加熱を停止させてしまうため、フライパンを使った場合に調理ムラを生じ易いといったネックがある。

アース付コンセント (あーすつきこんせんと)

漏電や過大電流がコンセントを通して家電機器に流れるのを防ぐコンセント。家電機器のアース線が接続できるようになっており、感電を防ぐ装置が付いている。洗濯機、電子レンジ、パソコンなどによく見られる。

アイソメ図(あいそめず)

焦点を持たない平行線で立体的に描いた図のこと。透視図、平面図より室内を理解しやすい。

アイランドキッチン

コンロやシンク、調理台などを壁から離し島状(アイランド)に配置するしたキッチン形態。 親子や友人など複数で料理するのに便利、狭い場所での対話型キッチンなどに適している。

アイレベル

目の高さにある機器や収納スペースを指す。キッチンでは調理台から上部収納までの空間をアイレベルゾーンと呼び、使用頻度の高い食器や調理器具を配置すると作業効率が高まる。

アクリル系タイル吹き付け(あくりるけいたいるふきつけ)

タイル吹き付けという名称だがタイルを吹き付けるのではなく、仕上がりがタイル状に見えるアクリル樹脂系の厚塗り吹き付けのこと。またその塗料。

アスファルトシングル

アスファルト系屋根葺き材の一般的名称。アスファルトフェルトなどにアスファルトを塗布し、着色砂を付着させたもの。 不燃材・準不燃材でないと屋根材に出来ないところが多いので、不燃化されている。 軽量で加工もしやすく、防水・耐震性に富み、安価なことからアメリカでは一般的な屋根材となっている。

アスファルトルーフィング

融解したアスファルトをフェルトにしみこませて固めた建材のこと。 屋根や壁の下地に防水材として使われている。

アスファルト防水(あすふぁるとぼうすい)

アスファルトは熱で溶けると悪臭を発するが、防水力に富んでいるので悪臭を出さない熱工法、常温工法を採用して、ゴムを混合したアスファルトゴム工法などで防水している。

アッパーライト

下から照らす照明。

アティック

屋根裏部屋のこと。「グルニエ」や「ロフト」とも呼ばれ、書斎や子供部屋として利用されることが多い。日本では収納スペース兼用として設けられることがほとんど。

アプローチ

敷地の入り口から門を経て、建物の玄関にいたるまでの通路のこと。

アルコーブ

部屋の中のひっこんだ部分のことやマンションなどで、共有廊下から内側に入っている、玄関の前に設けられているスペースのこと。最近は玄関ホール、壁、間接照明を合わせて作られることが多い。

アンカーボルト

木造建築において、土台が基礎からずれたり外れたりするのを防ぐ為に、コンクリートの基礎と木の土台などをとめるボルト。ボルトには鉄、ステンレス、黄銅製があり、L字型やオールタイプなど状況により使い分けされる。

アングル止水栓(あんぐるしすいせん)

便器のタンク、キッチン、洗面台の水栓金具の手前側に取付ける止水栓。流量調整やメンテナンス時に役立つ。

あんどん部屋(あんどんべや)

外気に接する開口部がなく、採光、通風などの建築基準法の基準を満たしていない部屋のこと。居室とは認められないので、納戸やフリースペースと表示されることが多い。

アンモニア性窒素(あんもにあせいちっそ)

水中に含まれるアンモニウム塩(NH4+)あるいはアンモニア(NH3)中の窒素のこと。

圧着張り(あっちゃくばり)

タイル張り工法の一種。混和材入りの圧着用モルタル塗りの上や、下地が平滑なコンクリートの上に、タイルを押し付けて張るので、仕上がりが早い。内外装のタイル工事によく採用されている。

安全弁(あんぜんべん)

貯湯タンクなどの内圧過上昇を防ぐ為に、一定の圧力が加わると開く弁のこと。逃がし弁ともいう。

雨どい(あまどい)

屋根を流れる雨水を軒先に集め、地上や下水まで排水する部材のこと。管状もしくは溝型のタイプが主流で、銅版や硬質塩化ビニール等で作られている。落ち葉が貯まったり溢れた雨水が外壁を汚す場合もあるので、定期的な清掃が必要。

雨押え(あまおさえ)

外壁と開口部の上枠、屋根と壁の立上がりの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板。

上がり框(あがりかまち)

玄関や床の間の段になった角に取付ける化粧材(横木)のこと。 シタン、コクタン、タガヤサン、ケヤキなどの高級木材が使われていたが、現在は集成材に薄板で化粧したものが主流である。人造大理石や御影石も使われる。一戸建ての場合は、20〜40cmの段差があるので、上がり框に腰掛けて、靴の着脱も可能。

浅井戸(あさいど)

第一帯水層の自由地下水や伏流水を取水する比較的浅い井戸のこと。深さは5m〜10mが一般的。

足元灯(あしもととう)

足元を照らすために設置された照明器具のこと。夜間や暗がりでの歩行を安全にするために設置され、室内では、廊下、階段、寝室に、屋外の場合は門から玄関までのアプローチ部分などに設置される。常夜灯のように常に点灯しているものから、人感センサーによって人が近づくと点灯するものや、光量センサーによって周囲の明るさにより点灯・消灯するタイプなど、さまざまなものがある。

足場(あしば)

工事に置いて、将来の目的である建造物を作る作業を行うために用いる簡単な建築物。比喩的に、本格的な働きを始めるための足がかりになる場を造るのを足場固めといったりする。構造で分類すると主に、単管足場、ブラケット足場、ビティ足場(ビデ足場)、吊り足場、張出し足場などがある。架設手順での分類には 手すり先行足場 がある。
足場の組立は、鳶職の主要な作業内容のひとつ。吊り足場、張出し足場または高さ5m以上の足場の組立解体作業には、技能講習を終了した、足場の組立等作業主任者を選任しなければならない。