給湯管改修(エコキュート)工事

給湯管を古いままにしておくと、配管の継ぎ手から腐食し漏水の原因となります。また銅管を使用している場合が多いため青錆が発生したり、管事態に穴があいたりします。給水管と比べ、管の温度変化が激しいので、給水管より先に老朽化する場合が多いです。


症状:お湯から黒い細かい粒出る、青錆がが出る。お湯が出ない。水栓の温度調整ができない。

給湯管改修のポイント

[銅管]

ビニールや鋼管に比べて柔軟性に富み給湯配管に多く用いられます。継ぎ手部分がハンダ付けによって接合されています。老朽化によりこのハンダ部分が一番早く痛みやすく漏水しやすい部分です。仮に漏水箇所を修繕しても、全体的に老朽化しているので次に弱い部分から漏水しだす場合が多く、直しても次から次へと漏水していきます。このような場合は全体的に新しい配管に直すことを勧めています。

[架橋ポリエチレン管]

古くなった給湯配管に変えて使用します。柔軟で曲げ加工ができるため継ぎ手の数が減り漏水する部分が特定できます。管自体に傷がつくとその部分に圧力がかかり漏水の原因となりますが、保温能力を持った保護材に包まれた状態で施工するので特に心配ありません。
最近の戸建の内部配管で多く用いられています。

[サーモスタッド(シャワーなどの温度調整部分)]

故障により温度調整ができなくなります。この場合は水栓器具そのものを変えます。
また給湯器の故障も考えられます。リモコンにより温度調整が利かない、追い焚きができない。場合などがあります。その場合も給湯器自体を取り換えます。